注意事項
やってはいけないこと。
以下の内容以外にも、ホームページ制作者として、やってはいけない事はありますが、著作権に関して注意してください。
他サイトの文章をコピペしない
インターネット上の文章には、自由に閲覧できるものであっても著作権が存在します。コピペによる転載は、原則としてNGです。ただし、出典元を明記したうえでの引用であれば問題ありません。引用を示す場合は、はっきりとわかる形で掲載してください。元のサイトのリンクも載せるとよいでしょう。
著作権フリーではない画像を使用しない
文章同様、画像にも著作権が存在します。画像を使用する場合は、権利上問題ないか確認しなければなりません。ライセンス表記をすれば掲載可能という画像もあります。こういった画像を、ライセンス表記なしで掲載してしまうというミスは起こりがちなので気をつけましょう。
自分で作成した画像でも、著作権に触れる可能性はあります。有料サービスのキャプチャ画像、漫画やイラストなど、他者が作った作品の内容がわかる写真がこれに当たります。
引用した素材を編集しない
コンテンツ作成の際に、他のサイトや資料から得た情報を掲載する機会は少なくないでしょう。しかし、著作権で保護されているものの場合、タイトルや内容を少しでも編集するだけで著作権侵害とみなされてしまうことがあるので注意が必要です。
引用が正しく行われていない
文章や画像を引用した場合には、引用元を記載する必要がありますが、その記載方法も引用物ごとに異なります。
文章を他サイトから引用する場合
サイトの名前、筆者名、記事の公開(更新)日時、URL、最後に閲覧した年月日を下記のように表記します。
・サイト名,「タイトル」,URL,(最後に閲覧した年月日)
・筆者名.”タイトル”.サイト名.更新日付.URL,(最後に閲覧した年月日)
文章を書籍などから引用する場合
題名、版、著者名、発行年、総ページなどを記載します。著者が複数いる場合はコンマや読点などで区切って横並びに表記します。編者しか分からない場合は著者の部分に書きます。雑誌論文の場合は巻号、ページの範囲の記載が必要です。
著者(編者)名「タイトル」出版社,発行年,総ページ
書籍の一部だけを引用した場合は、該当する部分の見出しとタイトルの記載がいります。例えば以下のように表記できます。
著者名.「タイトルまたは見出し」.『書籍名』.出版社,出版年,ページ範囲
画像を引用する場合
ソースをリンク付きで記載しましょう。画像を載せる時は直リンクが望ましいとされています。しかし、相手のサーバーに負荷がかかることがあり、直リンク禁止にしている場合もあるため気をつけてください。もし禁止になっている場合は、著作権元に許可をとって自分のサーバーにアップロードして掲載して引用を行うとよいでしょう。
記事を読みやすくするために画像のフリー素材を引用する場合でもやり方は一緒です。フリー素材といっても著作権は消えていないため、気をつけてください。
画像素材によっては商用利用、加工の可否、クレジット表記の必要性などが違います。規約は提供元によって異なるため、違反しないよう提供元ごとにチェックしましょう。
ネットで公開されていない公共でない場合でも、著作権には細心の注意を。